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【横浜の不動産会社が解説】不動産売却時に必要な“境界線確定測量”とは?

投稿日時: 2021年9月16日

 

不動産売却をする際、売主は問題なく円滑に売却できるように、売却する不動産に関するさまざまな作業を行う必要があります。

その作業の1つが、“境界線確定測量”です。

ここからは、不動産売却時に必要な境界線確定測量の概要と、どのような段階を踏んで行われるのかを中心に解説します。

 

不動産売却時に必要な“境界線確定測量”の概要

 

境界線確定測量とは、名前の通り、異なる土地の境界線を確定するために実施される測量のことをいいます。

 

建物には、必ずその建物が建っている土地があり、その土地には必ず隣接する別の土地が存在します。

これらの土地との境界線を事前に明確しておくことで、後々隣地の持ち主とのトラブルなどに巻き込まれる可能性が低くなります。

 

また、境界線確定測量によって、不動産の売り出し価格を算出する際に必要な面積を確定させることができます。

「登記簿で面積を確認すればいいのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、現在登記簿に記載されている情報が、最新のものであるとは限りません。

 

よって、登記簿の情報が間違っていないか確認するためにも、境界線確定測量は必ず実施するべきなのです。

 

不動産売却に必要な境界線確定測量における5ステップ

 

不動産売却時の境界線確定測量は、主に以下のような段階を踏んで行われます。

ちなみに、一般的には不動産仲介業者から紹介してもらった業者に依頼するケースが多いですが、売主が自身で土地家屋調査士を探し、依頼することも可能です。

 

・事前調査

・測量開始

・境界線の確定

・境界杭の設置

・書類の作成

 

事前調査

 

法務局または役場から、公図や登記簿、地積測量図などさまざまな情報を収集します。

 

また、このタイミングで、売却する物件において、過去隣地の持ち主とのトラブル発生した過去があるかどうか調べておくことをおすすめします。

その他、境界線の確定に関係する人物が誰なのかについても、あわせてチェックしておきましょう。

 

測量開始

 

依頼した土地家屋調査士によって、境界線確定測量が実施されます。

実際に境界線を明確にする際は、必ず売主が立ち会いをしなければいけないため、スケジュールはしっかり押さえておきましょう。

 

境界線の確定

 

測量されたデータを基に、境界線の確定が行われます。

 

境界線を確定する場合は、売主だけでなく、隣地の持ち主など境界線の確定に関係するすべての人物が立ち会う必要があります。

これらの人物全員が確定に合意しない限り、境界線は明らかにならないため、注意してください。

 

境界杭の設置

 

晴れて境界線が明確になった後は、隣地との境界を示すための“境界杭”が設置されます。

 

境界杭が示す境界点と境界点を結んだ線で囲まれた範囲が、隣地の所有者からの異議申し立てのない“売主の所有地”の範囲になります。

 

書類の作成

 

最後に、明確になった境界線の情報を基に測量図を作成したり、登記簿に反映させるための書類を作成したりします。

これで、境界線確定測量は完了です。

 

境界線確定測量にかかる期間はどれくらい?

 

境界線確定測量が完了するまでには、依頼からおよそ3~4ヶ月程度かかると言われています。

また、隣地の持ち主など、境界線の確定に関わる他の人物がなかなか合意してくれない場合は、さらに長期化することが考えられます。

 

そのため、不動産を売却することを決めた時点で、早めに依頼しておくことをおすすめします。

もちろん、日頃からコミュニケーションを取り、隣地の持ち主と良い人間関係を築いておくことも重要です。

 

境界線確定測量が必要ない土地ってどんな土地?

 

前述の通り、境界線確定測量は、売主が必ず実施すべきことの1つです。

ただし、これにはいくつかの例外があります。

 

まず、ここ最近分譲されたばかりの土地を売却する場合、法務局に分筆後の正確な地積測量図が保管されている可能性があります。

このような場合、地積測量図を基に境界をチェックすることができるため、基本的には境界線確定測量を行う必要がありません。

 

ちなみに、地価の低い広大な土地や、土地価格よりも測量費用の方が高くなりそうな土地、あるいは行政の承認まで時間がかかる土地を売却する場合、売主はついつい境界線確定測量をしようかどうか迷ってしまうでしょう。

 

しかし、このような場合でも、隣地が存在する以上は、トラブルを避けるために境界を確定しておくべきだと言えます。

双方の合意があったとしても、境界が確定していなければ、完全にトラブルから逃れることはできません。

 

まとめ

 

ここまで、不動産売却時に必要な“界線確定測量について解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

境界線をめぐってトラブルが発生するというケースは、不動産売却において非常によく見られます。

もちろん、境界線確定測量を行うにはコストがかかりますが(35~80万円程度)、トラブルによって不動産売却が長期化するリスクを減らすためにも、必ず実施しておきましょう。

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